ラボの研究内容について

K-DiPS
当事者と家族が支援者といっしょに自分の情報を入力して自治体と共有することで、根拠に基づいた災害への備えを実現するシステムの研究

災害管理
災害に備えた危機管理・看護実践の研究

GIS
地理情報システム(Geographic Information System: GIS)を用いて、医療的ケア児・者や災害時に支援が必要な者への避難経路や方法、生活についての研究

ドローン
K-DiPSの情報を活用して、水没した家屋の2階やマンション、避難施設などへ、生きるために欠かせない医療衛生材料をドローンで運ぶための研究
研究活動
- がんサバイバーの家族の介護負担に関するPilot studyについてまとめた論文が掲載されました。金沢医科大学看護学部の北村佳子先生らが、75歳以上のがんサバイバーの家族介護者の介護負担に関する調査結果を報告しました。論文のタイトルは「Caregiver Burden among Family C…
- 災害時の避難が子どもに与える影響に関する母親の不安についてまとめた論文が掲載されました。金沢医科大学看護学部の山崎智里先生らが、保育施設に子どもが通う保護者を対象にした災害への備えに関する調査結果の一部を報告しました。論文のタイトルは「Understanding Mothers’ Wor…
- 独居高齢者に対するケアマネジャーの代理意思決定に関する論文が掲載されました。論文のタイトルは、「Factors Related to Care Managers’ Experiences of Making Proxy Decisions about Older Adults…
- 令和4年度 九州・沖縄DMATブロック訓練で、K-DiPS OnlineのSOS機能を用いた緊急対応訓練を実施しました。2023年1月28日に、熊本県小児周産期リエゾンの小篠史郎医師と熊本大学病院 小児在宅医療センターの宅島恵子社会福祉士及び、地域の医ケア児や施設の皆さんのご協力を得て、K-DiPS OnlineのSO…
- 福岡市の医ケア児への聞き取り調査の結果をまとめた論文が掲載されました。福岡大学医学部看護学科の松本祐佳里先生らが実施した小児科に通院する医療ニーズが必要な人への災害に関する調査の結果が、International Journal of Environmental Res…

研究者基本情報
研究の概要:生命維持のために電源が必須な在宅療養者や、特別な配慮が必要な療養者の災害の備えに関する研究 / 情報通信技術を用いて、特別な配慮を必要とする在宅療養者の災害管理システムの構築
専門分野
災害看護学 在宅看護学、GIS、ケアマネジメント
学位
博士(保健学) 、修士(看護学)
経歴
1988年 3月 医療法人近森会 近森病院
1994年 4月 日本赤十字社医療センター
1995年 4月 高知赤十字病院
1999年 4月 医療法人みずき会 芸西病院 居宅介護支援事業所 管理者
2010年 4月 高知学園短期大学 助手
2013年 4月 金沢医科大学看護学部 助教
2016年 9月 金沢医科大学看護学部 講師
2021年 4月 金沢医科大学看護学部 准教授
2023年4月 高知県立大学看護学部 准教授