ABOUT
K-DiPS(ケーディップス)は、災害時に支援が必要な人が、スマートフォンに自分の情報を入力しておき、
災害時に自らの判断で開示や共有することができるアプリ(K-DiPS Solo)と、
K-DiPS Soloに入力した情報を送信して当事者情報に基づいた災害対策を可能とする自治体用アプリ(K-DiPS Online)を用いたシステムです。
K-DiPSを地域に実装することで災害への備えの対策に当事者が参画し意思決定をすることが可能となります。
当事者情報が自治体のサーバーにリアルタイムに表示、蓄積されることで、エビデンスに基づいた地域の災害対策が実現します。
K-DiPS Solo
ケイディップス ソロ
自分の情報を入力・写真で保存しておき、災害など支援が必要なときに、自らの判断で情報開示することで、迅速な治療や看護、搬送に役立てることができる自己情報記録アプリです。
自力で入力が難しい方や、専門的な内容は担当の専門職と一緒に情報を入力することができます。

SYSTEM
K-DiPS Solo の特徴
平常時

当事者らが自分の状態や必要機器・材料、配慮を入力
医療機器や電源、日頃の支援情報をデジタルデータ化します。入力が難しい専門的な項目も写真撮影で簡単に保存できます。
被災時・避難時

DMATや医療スタッフに情報開示し、迅速な治療、看護、搬送に貢献
スマートフォンで自己情報を開示することで、普段と異なる環境や医療スタッフでも、適切な支援が迅速に受けられる手助けをします。
VISION
当事者の最新情報に基づいた災害への備え体制の構築を目指します
Phase1

K-DiPS Solo
要支援者自ら災害に備えられる仕組み
NEXT > Phase2

K-DiPS Online
情報を集約し当事者情報に基づいた個別計画の作成
NEXT > Phase3

Shelter and Stock Center (SSC)
K-DiPS Soloの情報を用いた医療避難所兼備蓄保管庫の設置
NEWS
- 令和4年度 九州・沖縄DMATブロック訓練で、K-DiPS OnlineのSOS機能を用いた緊急対応訓練を実施しました。2023年1月28日に、熊本県小児周産期リエゾンの小篠史郎医師と熊本大学病院 小児在宅医療センターの宅島恵子社会福祉士及び、地域の医ケア児や施設の皆さんのご協力を得て、K-DiPS OnlineのSO…
- 奈良県桜井市で、K-DiPS OnlineのSOS機能を用いた情報伝達訓練を実施します:令和4年度近畿地方DMATブロック訓練(災害医療訓練)奈良県桜井市と土庫病院の中尾武医師の協力を得て、情報伝達訓練を実施します。 豪雨時等による停電で、医療機器ユーザーから、K-DiPSのSOS機能(開発中)を用いて救助要請があった場合を想定して、情報伝…
- 医療的ケア児の災害時対応の資料をアップしました。長野県の清泉女学院大学にお邪魔します。 日 時:10月1日(土)13:00~16:30場 所:清泉女学院大学長野東口キャンパス (長野市栗田2277) オンライン有り参加費:無料内容:各講師から…